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2016年10月9日日曜日

色覚補正メガネの原理をすごく簡単に説明します。


すごく簡単な原理の説明です。

人間の目には、RGB(赤、緑、青)の光の3原色を見分ける細胞があります。

色覚補正メガネの原理
色覚補正メガネの原理


色覚正常というひとは、一番左の図のように3原色がバランスしているわけですね。


で、正常ではない人はというと、例えば真ん中の図のように、3原色のバランスが正常な人とは異なるわけです。なので色の見え方が違います。

真ん中の図では、緑が強く見えて、赤が一番弱く見えるので、緑をかなり弱くして、青を少し弱くして、右の図のように赤緑青のバランスを正常色覚と同じようにしてあげれば良いわけです。

このように光の色を調整するフィルター(色レンズ)を目の前に置けばいいわけですよ。

そうすると、目を通して見る光は、正常のな人と同じバランスで見えることになります。

でも、色レンズでは、光を減らすしかないので、この方法でバランスさせと、全体的に暗くなってしまうという欠点があります。

明るいところではよいですけれど、室内のように光が少ないと使用しづらいですね。


色レンズを選ぶために、各色の光の感受性を測定してレンズを作るなどすれば、大変面倒(*)なことになるので、私が色覚補正メガネを買ったダルトンでは、正常な人と同じように色覚検査表が見えるようになるレンズを選ぶようにしていました。


* 色覚補正メガネを医療器具とすると、測定器なども医療機器の基準で厚生労働省の認可が必要となるそうです。
普通のメガネのようにたくさん売れるものなら、検査機器もたくさん売れるので開発コスト(認可ために必要な費用も含む)は、販売できる多くの機器の数に割れるので安価になるのですが、数が売れない色覚補正メガネで高額の検査機器を開発すると、とてもコストが高くなってしまうそうです。

2013年9月19日木曜日

「色覚異常の中高生、半数気づかず進学・就職」(読売新聞)・・・やっぱり色覚検査はしてくれたほうがよいな。

読売新聞に

色覚異常の中高生、半数気づかず進学・就職

という記事がありました。

この記事に、
かつては小学校で検査が行われてきたが、差別につながるなどの理由から、03年度以降、学校保健法上の必須項目から削られて任意実施となった。
と書かれているのですけれど、やはり色覚検査はしてくれたほうがいいなと思います。


本当に差別につながるのだろうか???
私は疑問です。

そりゃ、色が判別できない(*1)と安全上の問題のある職業もあるでしょう。
例えば、パイロットのように。

でも、これらは、区別であって差別ではないと思うのですよ。

パイロットには、色覚だけでなく、身長の制限もありますし、体重の制限もあります。(*2)
身長なんかは、後天的な要因より、やはり遺伝でしょう。
本人の努力で決まるものではないので。

でも、身長で就職差別があるとは言いません。
色覚についても、職業により区別こそあれ、差別とは考えなくてもいいのではないでしょうか?

色覚もひとつの個性ですから、個性に応じて、力を発揮できる職業を選んでいくしかないのだと思いますよ。


おそろく、色覚異常の「異常」という表現に問題があるのでしょうね。
多数派の色覚を「正常」と表現するから、そうでなければ「異常」になるわけで、「普通に生活できてーているのに、なぜ『異常』と言われなければいけないのだ」
という気持ちも人も多いのではないでしょうか。(*3)

色覚に対する表現を、「正常」という言葉からそもそも見直すほうがいいのではないでしょうか。


*1 多数派である人と、同じような色の判別ができないだけという表現が正確なのかもしれません。
 でも、多数派の色彩感覚を基準に、安全器具などを設定している場合があることも事実ですから。

*2 私が受けた頃の自衛隊のパイロットにはありました。男子155cm以上とか

*3 私もかつてはそう思いましたが、歳を取るとともにあまり思わなくなりました。