ラベル 色弱 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 色弱 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年11月24日月曜日

トップのページ(目次)

色覚補正メガネについて知りたい人がわかりやすくアクセスできるように、ブログの内容を整理して目次にしました。


色覚補正メガネ購入編



使用感


なんとなく

色覚異常の子供を持つ親御さんへ。軽度色弱のエンジニアが、60年近く生きてきて伝えたい「諦め」と「希望」

 はじめまして。私は現在58歳、電気系の技術者として働いてきました。 

こうして技術者として定年近くまで勤め上げてきましたが、私には**「軽度の色弱(色覚異常)」**があります。最近は強度の難聴も加わりましたが。

新学期や就職活動の時期になると、色覚異常のお子さんを持つ親御さんは、「子供の将来に支障がないだろうか」「希望する職業に就けるだろうか」と、心を痛めることが多いのではないでしょうか。

今日は、私がこの半生で感じてきた「壁」と、それをどう乗り越え、あるいはどう受け入れてきたかについて、実体験をまとめてみたいと思います。結論から言えば、**「適切な諦めは必要だが、道は無限にある」**ということです。

時代とともに変わりゆく「制限」

まず、社会の受け入れ態勢についてです。 私が学生だった40年ほど前を振り返ると、理科系の大学、特に医学部や一部の工学部への入学には厳しい制限がありました。色覚に異常があるというだけで、門前払いされることが珍しくなかったのです。

しかし、現在は状況が大きく変わりました。大学入学における色覚制限は、一部の特殊な学科を除き、ほとんど撤廃されています。これは非常に喜ばしいことです。

就職においても、かつては「色覚異常お断り」と一律に制限していた企業が多くありましたが、この20年間でかなり緩和されました。多くの職種で、能力本位の採用が行われるようになっています。

「なれない職業」には、納得できる理由がある

それでも、依然として厳格な制限が残る職業はあります。その代表がパイロットです。

自衛隊を例に挙げると、人材不足を背景に身体検査の要件全体は緩和傾向にありますが、パイロットに関しては「色覚は正常な者に限る」という基準が堅持されています。 パイロット以外の自衛官については、以前は「色覚正常」が原則でしたが、現実に中程度の色覚異常者も採用されるようになり、最近の募集要項では「色盲または強度の色弱以外のものであること」と、より具体的な基準へと明文化されました。

実は、私もかつてはパイロットに憧れた一人です。 「軽度ならなんとかなるのではないか」…若い頃はそんな淡い期待を抱いたこともありました。

しかし、長年技術者として働き、種々の経験をとおして、今でははっきりと分かります。**「私はパイロットになれるものではなかったのだ」**と。

例えば、鬱蒼とした森の中に遭難者がいて、オレンジ色の救難信号を出していたとします。正常な色覚の人ならば、緑の中に浮かぶそのオレンジを瞬時に識別できるでしょう。しかし、私にはそれがちょっと難しい。緑とオレンジのコントラストが、一般の人よりも遥かに弱く感じられるからです。ちょっとのことかもしれないけれど、助けられる命を死なせてしまう可能性もあります。救助を待つ者からすれば、「パイロットが色弱だったから仕方がない」とは思ってくれないのです。個人の「なりたい」という願望を優先するわけにはいかないでしょう。

人命を預かり、極限状態での判断を迫られる職業において、この数秒の遅れは致命的です。制限があるということは、意地悪や差別ではなく、**「その業務を安全に遂行するために必要な、合理的な理由がある」**ということです。 今の私は、自分がその職に就かなくて本当に良かったと、心から納得しています。

とはいえ、生まれ変わったら何になりたいと聞かれたら「今の仕事はしたくないけど、やはりパイロットかスナイパーになりたい」と抜かしていますが。

日常生活で感じる「見え方の違い」と不便さ

「軽度」とはいえ、やはり正常な色覚の人とは見えている世界の色味が違います。日常のふとした瞬間に「困ったな」と感じることは、今でもあります。いくつか具体例を挙げてみましょう。

1. 地下鉄の路線図という迷宮

一番身近で、今でも困っているのが地下鉄の路線図です。 特に東京の路線網は複雑怪奇で、路線ごとに色分けがされていますが、路線の数が増えすぎて似たような色が溢れかえっています。「メトロのこの線」と「都営のあの線」、私には途中で色が混ざってしまい、どこで乗り換えればいいのか、目で追うことができなくなります。 ユニバーサルデザインの観点から、色だけでなく線の種類を変えるなど、もう少し見分けやすい工夫をしてほしいと切に願います。

2. 化学実験での「色判定」

大学の一般教養で受けた化学実験も鬼門でした。 試薬を混ぜた時の反応色。「黄色」なのか「黄緑」なのか、あるいは「緑」なのか。この微妙なグラデーションが、私には全く見分けられませんでした。 隣の友人に聞くと、彼らは当たり前のように「これとこれは違う色でしょ」と即答します。「ああ、やっぱり自分が見ている世界と、彼らが見ている世界は違うんだな」と痛感させられた瞬間です。 学生実験レベルだったので、友人に聞いて事なきを得ましたが、もし私が化学科に進んでいたらと考えるとゾッとします。化学は好きでしたが、進路に選ばなくて正解でした。

3. 電気抵抗のカラーコード

私は電気系の専門家ですが、ここでも壁はありました。 「抵抗器」という電子部品には、その抵抗値を表すために「カラーコード」と呼ばれる色の縞模様が印刷されています。赤、紫、橙、金…。この色の組み合わせで数値を読むのですが、いくつかの色の区別がつかないため、目視だけで値を特定することができません。 電気科の人間としては致命的か? と思われるかもしれませんが、実はそれほど気にしていません。なぜなら、**「テスター(測定器)」**を使えばいいからです。 文明の利器を使えば数値は正確に出ます。自分の目の特性を道具でカバーすれば、仕事上の支障はありません。まあ、基板に実装されちゃった抵抗は測れないのですけれどね。今はそれ以前に、大学の電子工学科卒業でも、はんだ付けすらできない者がたくさんいます。カラーコードは見えなくてもほぼ問題なしです。

ビジネスシーンでの「色の暴力」

最後に、仕事をしていて最も困る、というか「やめてほしい」と思うのが、配色のセンスがない資料です。

昔はカラー印刷のコストが高かったため、グラフを作る際は「実線」「破線」「点線」を使い分けたり、ハッチング(斜線などの模様)を入れたりと、白黒コピーでも判別できる工夫がされていました。 しかし、カラー印刷やプロジェクターが当たり前になった今、安易に色だけに頼った資料が増えています。

中には、**「緑色の背景に、赤色の線や文字」**でグラフを作る人がいます。 これは私のような色弱者にとっては、もはや「見るな」と言われているに等しい配色です。背景と文字が同化してしまい、何が書いてあるのか全く読めません。 作成者は「補色で目立つはず」と思っているのかもしれませんが、色覚バリアフリーの観点からは最悪の組み合わせです。プレゼンテーション資料などでも同様のケースを見かけますが、情報を伝えるための資料が、一部の人には解読不能な暗号になってしまっています。こればかりは、社会全体の意識改革が必要だと感じています。いやいや、社会全体の意識改革までいかなくても、資料作りのテクニックとして社員教員してよと思います。

基板にはんだ付けなどしていなくて、プロジェクト管理が主なのでパソコンに向かっているか人と話をしているかが実際


まとめ:諦める勇気と、その先にある可能性

色覚異常の方、あるいはその親御さんへ。

もし、お子さんが将来の夢として、色覚制限のある職業(パイロットや鉄道の運転士など)を挙げていたら、それはとても辛いことですが、現実を教え、「向いていない」と諦めさせることも優しさだと私は思います。

それは「能力が劣っている」からではなく、「身体的な特性がその業務の安全基準と合致しないから」です。無理をしてその道に進んでも、本人も周囲も、そして何より守るべき安全も脅かされてしまいます。

しかし、悲観する必要はありません。 世の中には、色覚が必須要件ではない仕事の方が圧倒的に多いのです。 私は電気系の技術職として、博士号を取り、長く仕事を続けてこられました。抵抗の色が読めなくても、テスターを使えばいい。化学反応の色がわからなくても、化学以外の科学分野で活躍すればいい。

避けるべき業種さえ避ければ、仕事をする上で「どうにもならない不都合」を感じることは、振り返ってみればそれほど多くありませんでした。工夫一つでどうにでもなることばかりです。

若い頃は、この「踏ん切り」がつかず、葛藤することもあるでしょう。自分が否定されたような気持ちになるかもしれません。 でも、大丈夫です。あなたの能力を発揮できる場所は、必ず他にあります。 「できないこと」を数えるよりも、「できること」に目を向け、道具や工夫でカバーしながら、自分の専門性を磨いていってください。

58歳のいち技術者として、皆さんの未来が色鮮やかな成果で満たされることを応援しています。

2025年11月23日日曜日

【色覚多様性】補正メガネが教えてくれた「脳の学習」と、僕が生きる2つの世界

 昭和の時代をご記憶の方なら、「良導絡(りょうどうらく)療法」という言葉に聞き覚えがあるかもしれません。 かつて、「色覚異常(色盲・色弱)が治る」という触れ込みで一世を風靡した電気針治療の一種です。私も昔、淡い期待を抱いて試した一人でした。

現代医学の結論から言えば、先天的な遺伝子特性である色覚そのものが、こうした治療で「完治」することはありません。 しかし、当時の私が必死に取り組んだあの行動や体験がすべて無駄だったかというと、決してそうではありません。むしろ、実態はもっとポジティブなものでした。

完治はせずとも、当時の私は主観的に「見えやすくなった」という一定の効果を確かに感じていました。それは、自律神経を整え、血流を良くすることで、疲労で落ちていたパフォーマンスを本来の状態に戻す――そんな「身体のメンテナンス」としての効果が、私の視覚ポテンシャルを最大限に引き出してくれていたのだと、今でも肯定的に捉えています。

けれど、私の視覚世界をさらに劇的に変えたのは、精神論や体質改善ではなく、もっと物理的で、かつ脳科学的なアプローチでした。 それが、**「色覚補正メガネ」**です。

今回は、このメガネを通じて私が体験した「脳の学習能力」の凄さと、色覚特性を持つ者だけが味わえる「2つの世界」についてお話しします。

緑が「明るすぎる」私の世界と、ピンク色のレンズ

一口に色覚異常といってもタイプは様々ですが、私は分類上「緑色弱(2型)」の傾向があります。 私の目には、自然界の「緑」が健常な方よりも遥かに明るく、輝度が高く映ります。まるで蛍光色のように緑が主張してくるのです。その反面、「赤」はくすんで暗く沈んで見えます。

このバランスを整えるために私が選んだのは、ピンク色のフィルターレンズでした。 理屈はシンプルです。ピンクは緑の補色。このレンズを通すことで、私にとって過剰な「緑の光」を物理的にカット(減光)してしまうのです。

するとどうなるか。圧倒的な緑の眩しさが抑えられ、それまで埋もれていた「赤」の成分が相対的に浮かび上がってきます。初めてこのメガネをかけた時、色の区別がついたこと以上に、「世界にはこれほど奥行きがあったのか」というコントラストの変化に驚かされました。

メガネが「教師」になり、脳が学習する

中でも特に印象的だったのは、ふと目に入った桜の花を見た時のことです。 それまで私は、桜はずっと「ただの白い花」だと思っていました。「桜色」という言葉があるのは知っていても、私にはその本当の意味(色味)がわからず、ただ白い花弁の集まりとしてしか認識できていなかったのです。 世の中の多くの人が愛でている「桜色」を知らずに生きてきたわけですから、ある意味で、私はずっと損をしていたのかもしれません。

しかし、補正メガネを通して見た瞬間、衝撃が走りました。 そこには、これまで見たことのない、淡く、それでいて確かに主張する美しい色がついていたのです。

「ああ、桜の花にはこんな色があったんだね。みんなはずっと、この美しさを見ていたのか……」

いい歳をして初めて知ったその事実に、これまでの自分を少し気の毒に思うと同時に、ようやく本当の桜に出会えたという深い感動がありました。

そして、さらに驚くべきことが起きました。 この「正解」を知ってからというもの、今では補正メガネなしの裸眼の状態でも、桜の花がちゃんと「ピンク」に見えるようになったのです。

誤解しないでいただきたいのは、決して**「色覚が改善した」わけではない**ということです。網膜のセンサーは変わっていないのですから。変わったのは、情報を受け取った脳の情報処理能力や認識能力の方でした。

これを専門的には**「知覚学習(Perceptual Learning)」**と呼ぶそうです。 補正メガネで見える「色分けされた正解の世界」を脳にインプットし続けることで、脳の中にデータベースが構築されます。

「あ、今まで白く見えていた桜の花の色は、実はピンク(桜色)だったんだな」

脳がそのパターンを学習すると、メガネを外した裸眼の状態でも、桜の花の色はピンクだと認識できるようになったのです。

ハードウェア(目)は変わらなくても、ソフトウェア(脳)のアップデートによって、認識力は拡張できる。その事実を、私は身を持って体験しました。



「弱点」と「最強」が同居する、2つの視覚

さて、補正メガネを手に入れた私は、今や「正常色覚に近い世界(メガネあり)」と「私の本来の世界(裸眼)」の2つを選択できるようになりました。 この比較実験を繰り返す中で、私の本来の目には、一般の方にはないユニークな特性――ある種の**「強み」**があることにも気づきました。

例えば、「赤いバッグの中にある、緑色の文字」。 一般色覚の方にとっては「補色同士の派手な配色」に見えるでしょう。しかし、私の目にはもっと劇的なコントラストとして映ります。 私にとって赤は「黒に近い暗い色」、緑は「発光するような明るい色」。つまり、この配色は私にとって「黒地に光るネオンサイン」のように、最強の視認性を誇るのです。


結論:特性をハック(攻略)して生きる

街路樹の緑に埋もれる赤信号など、日常生活にはまだヒヤリとする場面はあります。 しかし、自分の目の特性(緑が明るく、赤が暗い)をロジカルに理解し、補正メガネというツールで「一般の人の見え方」もシミュレーションできるようになった今、私はこの目を不便な欠陥だとは捉えていません。

私には、一般の人には見えない「光と影のコントラスト」が見えています。そして必要な時には、科学の力で「色彩の世界」も覗くことができます。 治す・治さないという古い議論を超えて、自分の身体特性を理解し、ツールを使ってハックする。そんな付き合い方が、これからのスタンダードになっていくのではないでしょうか。

ただ、ダルトンの色覚補正メガネは高すぎますね。普通のメガネくらいの値段にして普及させてもらいたいものですよね。

ダルトンで作るときほど、細かく色合わせをしなくても、色の方向性がわかれば多少違っても効果はあると、今の私はダルトンで作ったのとは違うピンクレンズのサングラスを利用しています。

2016年10月9日日曜日

色覚補正メガネを掛けて映画「君の名は。」を観てきました。

アニメ映画のような色使いは、色覚補正メガネの効果がはっきり現れます。

今話題の映画「君の名は。」も色覚補正メガネを掛けて観てみました。


私の場合なのですけど、赤とかピンクなどの色成分が見にくいので、赤味掛かった色をこの色覚補正メガネを掛けて観ると一番感激なのですが、風景描写の背景に緑が多かったので感激はそんなに・・・・

でも、私の場合は、緑が多い緑の感受性が強すぎるので、嫌になるので、やっぱ掛けて観てよかったなと思います。

上の感想は、あくまでも色覚補正メガネによる色の変化としての感想です。

ちなみに、この映画自体は、すごく良かった。


言いたかったことは、
色覚補正メガネの原理をすごく簡単に説明します。
で、「室内のように光が少ないと使用しづらい」と書いたのですが、映画を観るのは全然問題ないです。

映画の場合は、暗いのは周りだけ。スクリーンは結構明るいので、十分色の補正効果が堪能できます。


色覚補正メガネの原理をすごく簡単に説明します。


すごく簡単な原理の説明です。

人間の目には、RGB(赤、緑、青)の光の3原色を見分ける細胞があります。

色覚補正メガネの原理
色覚補正メガネの原理


色覚正常というひとは、一番左の図のように3原色がバランスしているわけですね。


で、正常ではない人はというと、例えば真ん中の図のように、3原色のバランスが正常な人とは異なるわけです。なので色の見え方が違います。

真ん中の図では、緑が強く見えて、赤が一番弱く見えるので、緑をかなり弱くして、青を少し弱くして、右の図のように赤緑青のバランスを正常色覚と同じようにしてあげれば良いわけです。

このように光の色を調整するフィルター(色レンズ)を目の前に置けばいいわけですよ。

そうすると、目を通して見る光は、正常のな人と同じバランスで見えることになります。

でも、色レンズでは、光を減らすしかないので、この方法でバランスさせと、全体的に暗くなってしまうという欠点があります。

明るいところではよいですけれど、室内のように光が少ないと使用しづらいですね。


色レンズを選ぶために、各色の光の感受性を測定してレンズを作るなどすれば、大変面倒(*)なことになるので、私が色覚補正メガネを買ったダルトンでは、正常な人と同じように色覚検査表が見えるようになるレンズを選ぶようにしていました。


* 色覚補正メガネを医療器具とすると、測定器なども医療機器の基準で厚生労働省の認可が必要となるそうです。
普通のメガネのようにたくさん売れるものなら、検査機器もたくさん売れるので開発コスト(認可ために必要な費用も含む)は、販売できる多くの機器の数に割れるので安価になるのですが、数が売れない色覚補正メガネで高額の検査機器を開発すると、とてもコストが高くなってしまうそうです。

2016年1月23日土曜日

今でも色覚補正メガネをちょくちょく使っています。

高いお金を出して買った色覚補正メガネですが、
ハッキリ言って、最近は色覚補正メガネをほとんど使っていません
なんでいう記事を昨年の3月に書きました。

でも、不要になったわけではありません。

色見の記憶というものがあるのでしょう、このメガネを掛ける前には感じることができなかった色を感じることができます
このメガネが無くてもです。

でも、あればもっとハッキリと見ることができます

たまには、色覚補正を掛けてみて、ハッキリした色を見ることが、色見えの記憶が強化されるのかと思います。
いや、忘れるのを防ぐことができるのかもしれませんね。


色覚補正メガネをあまりかけなくなった理由の一つが、メガネを掛ける必要が出てきたこと。
そうすると、メガネの上にこのサングラスのような色覚補正メガネを掛けることができません。

なので、自然と億劫になって、色覚補正メガネの使用頻度が減りました。

これから買う人に助言

これから、この色覚補正メガネを買いたいという人に、助言です。
高いレンズですから、いくつも作ることはできないでしょう。
メガネが必要ななったらどうしますか?
度入りの色覚補正メガネはありませんよ。

ダルトンでは、色覚補正メガネのレンズを売るだけ。
これをメガネ屋に持って行って、好みのフレームに入れてもらうという感じですね。

色覚補正メガネ、特定の波長の色を吸収させるように作っているため、サングラスのミラーレンズのような感じです。
色覚補正メガネ、特定の波長の色を吸収させるように作っているため、サングラスのミラーレンズのような感じです。


色付きのレンズをフレームにいれると、サングラスのようになるのですが、ちょっと待ったです。

メガネが必要になることを考えて、メガネのフレームにクリップオンのような形で装着できるタイプに作ると良いと思います

こうしておくとメガネを掛けた時にも使えますから、使える頻度は増えますね。


私は、最近、視力(というか視力は補正してなくて、乱視だけ補正なんですけど)をコンタクトレンズで矯正しています。

コンタクトレンズなので、その上からサングラス状の色覚補正メガネをまた使えるようになりました。

やっぱ、使えるなら使えたほうがいいですものね。

2015年10月3日土曜日

色覚補正眼鏡、案外違いがあるのはスマホの画面だ

普段はあまり使わなくなっている色覚補正メガネですが、ちょくちょく、一般の人の色見はどんなのかなと確認したくなって利用します。

色弱補正メガネ、緑色を減色しているのでその補色であるピンクがかって見えます。普通の人が掛ければピンクの世界に見える色眼鏡ですな。


特に、空きは、道路並木が徐々に色づいていって綺麗な季節ですからね。
綺麗なものは味合わなければ損だから(笑)

とはいえ、まだまだ街なかで紅葉を見るにはちょっと早い、と、ふと気づいたのが毎日見るスマホの画面

至る所に赤やピンクやオレンジが使われています。

「こんなにスマホの色って鮮やかだったのか」と身近なことに驚きを感じる。

いやいや、まだまだ、いろいろな発見ができそうですね。

2015年3月16日月曜日

ハッキリ言って、最近は色覚補正メガネをほとんど使っていません

久々の更新です。
ハッキリ言って、最近は色覚補正メガネをほとんど使っていません。

以前、

見える色が変わった気づいたこと・・・ピンク色

などという記事を書きました。


確かに、補正メガネをかけると色鮮やかに見えます。

しかし、変わりました。

鮮やかに見えなくなったわけではありません。

どう変わったかというと、補正メガネを掛けなくても、今まで見えなかった色が見えるように変わりました


この秋は、裸眼(色覚補正メガネ)無しで紅葉が見えた

この前の秋くらいから気づいたことですが、それまでは秋の紅葉というものは私には無かった。

木の葉というものは、緑であって、多少緑が薄くなって、そのまま散っていく。
散った葉の色は茶色だ。

これがこれまでの認識でした。

なので、私に「紅葉」というものは無かったのです。

それが今年の秋には紅葉があった。色覚補正メガネ無しでです。凄いことだと思う。


桜の花の写真はピンクに見える。これまでは「桜の花は白」でした。


街なかでピンクの色を見かけても、これまで気付かなかったピンク色に気がつく時があります。




なぜこんなことが起きたのでしょうか?


考えてみました。

人間というものは、目の網膜に写ったものをそのまま「認識」しているのではないそうです。

網膜に写った光の情報を、記憶を交えて解釈した結果が脳で「認識」されるようです。

見えているはずなのに認識されないことは、写真の一部が徐々に変わっていった時に多くの人が変化に気づけないことを利用した、有名な茂木健一郎先生の「アハ体験」などがありますね。

これなどは、見た絵や写真を記憶してしまい、変化がゆっくり過ぎると「変化なし」と認識してしまうことで、変化に気づくことができないのでしょう。


色覚補正メガネを掛けるまでは、鮮やかなピンクや、桜色のような淡いピンクなどを「認識したことがありません。」
ところが、色覚補正メガネを掛けたことで、いろいろな色を見ました。見分けました。認識して感激して楽しみました。

それが記憶になったのでしょう。

私の場合は軽度の色弱であり、「色の違い」というのは網膜には入っているのでしょう。でも、僅かな色の違いを認識するための記憶がなかったということなのでしょうね。

色覚補正メガネを掛けたおかげて、今まで、裸眼では見て感じることが無かったものが、多少なりとも認識できるようになったわけです。

もちろん今でも

高い買い物ですが、買って良かったと思います。
もうろん、積極的に鮮やかに見たい。絶対に鮮やかに見たい。という時には色覚補正メガネを使いますよ。



2013年12月2日月曜日

見える色が変わった気づいたこと・・・ピンク色

普通の人より、緑が強く(明るく)見える素晴らしい色覚を持っている(*)ため、赤系の色は薄く見えてしまいます。


個人的には、赤って好きな色だったりして、
赤はなぁぁぁ」と思うところには、「薄い赤」にしよう、
とか、アホのことを思ったりするものです。



薄い赤というのは、普通にいれば「ピンク」という色なのですが、
私には、ほとんどの場合「凄く薄いピンク」に見えたり、
そもそも「白と見分けがつかなかったり」するのですな。
桜の花を「白」と見てたくらいでから → 「今年の桜は綺麗です


色覚補正メガネを掛けると、
赤や「ピンク」も鮮やかに見えます。

これまでは、
「ほとんど白っぽいピンク」と思っていた物が「しっかりピンク」だったり、
「薄いピンクだろ」と思っていた物が「思いっきりピンク」だったり

と、ここで気づいたこととは・・・


これってちょっと「恥ずかしいんじゃないか」と思う物が沢山あります(汗)。


やはり、多数派の人がどういうふうに色を見ているのかを知れるのは面白いですね。


* 色弱もこう書くと極めて前向きだなぁぁぁ
 所詮、色の見え方の違いなだけじゃ

2013年11月13日水曜日

色覚補正メガネで、初めて見る紅葉

今年の秋は、特別な年ですね。

色覚補正メガネを作って、初めての秋です。

これまでの紅葉への思い


秋には紅葉となって、木々が紅く色づくということは「知識として」は知っていました。

確かに、山に行くと、いくつかの木は紅い。

でも、これまでに「わぁーーー、すごいっ」と感動したことは皆無。

だって、山はほとんど緑で、ポツリポツリと紅い木が混じっているという状態なんだから、

正直、
「なんだ、こんだけじゃん、あまり変わんねぇな」
と思ったりしてました。

私の目には、緑が強く見えるので、少々紅くなっても(普通の人にはしっかり朱なのですが)、ほとんどは「緑」or「黄緑」にしか見えません。

色覚補正メガネを掛けて紅葉を見てみた

さてさて、色覚補正メガネを通して、緑の光を減らして見ると、なんとなんと、公園の木も色とりどりではありませんか。

メガネを外したり付けたりして比べると、違いがよくわかって面白い。

これまで、単なる黄緑だったものが、紅色ですよ。
あれも、これも、それも、ここにも・・・
(もちろん、緑のままのものは緑のままです。)


正常な人へのためのシミュレーション


私には、こんな感じで見えています。たぶん。
(赤50%、緑100%、青60% に補正)

緑と黄緑の木しかありません



色覚補正メガネを掛けると、こんな感じ(正常な人が普通に見る感じ)

真ん中付近と、左端に赤くなっている木があるのですね。
私にとっては大発見ですよ。

2013年9月19日木曜日

「色覚異常の中高生、半数気づかず進学・就職」(読売新聞)・・・やっぱり色覚検査はしてくれたほうがよいな。

読売新聞に

色覚異常の中高生、半数気づかず進学・就職

という記事がありました。

この記事に、
かつては小学校で検査が行われてきたが、差別につながるなどの理由から、03年度以降、学校保健法上の必須項目から削られて任意実施となった。
と書かれているのですけれど、やはり色覚検査はしてくれたほうがいいなと思います。


本当に差別につながるのだろうか???
私は疑問です。

そりゃ、色が判別できない(*1)と安全上の問題のある職業もあるでしょう。
例えば、パイロットのように。

でも、これらは、区別であって差別ではないと思うのですよ。

パイロットには、色覚だけでなく、身長の制限もありますし、体重の制限もあります。(*2)
身長なんかは、後天的な要因より、やはり遺伝でしょう。
本人の努力で決まるものではないので。

でも、身長で就職差別があるとは言いません。
色覚についても、職業により区別こそあれ、差別とは考えなくてもいいのではないでしょうか?

色覚もひとつの個性ですから、個性に応じて、力を発揮できる職業を選んでいくしかないのだと思いますよ。


おそろく、色覚異常の「異常」という表現に問題があるのでしょうね。
多数派の色覚を「正常」と表現するから、そうでなければ「異常」になるわけで、「普通に生活できてーているのに、なぜ『異常』と言われなければいけないのだ」
という気持ちも人も多いのではないでしょうか。(*3)

色覚に対する表現を、「正常」という言葉からそもそも見直すほうがいいのではないでしょうか。


*1 多数派である人と、同じような色の判別ができないだけという表現が正確なのかもしれません。
 でも、多数派の色彩感覚を基準に、安全器具などを設定している場合があることも事実ですから。

*2 私が受けた頃の自衛隊のパイロットにはありました。男子155cm以上とか

*3 私もかつてはそう思いましたが、歳を取るとともにあまり思わなくなりました。

2013年6月4日火曜日

今年のサツキは綺麗ですね

なんの変哲もない、ただのサツキの花です。

ところが、この配色
緑の葉の中に、ピンクの花・・・

色覚検査表かぁ、こいつぅぅぅ

というような植物です。

私から見ると、緑が明るく見えて、赤やピンクが薄く見える
なので、さつきの花って、「目立たない花」なのですよ。

それが今年は違うのですよ
色覚補正メガネのおかげで・・・・

これをかけると、緑が暗く見えます。
で、赤系の色が明るく映えて見えます。

おおおっ、サツキって、ちゃんと綺麗な花なんじゃないか

生まれてはじめて感じる、サツキへの褒め言葉




2013年5月5日日曜日

六本木ヒルズの森美術館に行って来ました

六本木ヒルズの森美術館に行って来ました。

サングラスっぽく見える色覚補正メガネですが、そんな傍から見た見栄えなど気にすることもなく、しっかり見て来ました。

まあ、サングラスではないのですが、やはり暗くなるのは欠点かなぁぁ
美術館とか、もともと明るくはないので、暗い印象になりますね。

でも、やっぱ、色を見た感じが違います。



見たのが「六本木ヒルズ・森美術館10周年記念 LOVE展」なもので、ピンク系の色は重要な要素ですからね。



このメガネをかけると、本当に色鮮やかです。



高い買い物ですが、やはり買ってよかったなと、自己満足。

2013年3月24日日曜日

色覚補正メガネを掛けて渋谷の街を歩いてみた


この日は、色覚補正メガネを掛けて渋谷の街を歩いてみました。

とにかく「赤」が鮮やかに目に飛び込んで来ます。

そして、「ピンクって、こんなに綺麗な色なんだね」と思っちゃいました。

街にはたくさんのピンク系の看板がありますからね。
これまで、ピンクは、色が薄いというか、グレーっぽく見えてしましたので、驚き驚きです。

あと、ベージュ色のコート

これまでは、女性が来ているベージュ色のコートって、全部同じ色だと思っていました。
並んで歩いている女性を見ると、全部色が違ってました。

そうなんだ~、新たな発見です。

2013年3月23日土曜日

桜の花って、今まで白だと思ってました。今年の桜は綺麗です

今年の桜は咲くのが早いですね

そして、今年の桜はひときわ綺麗です

通勤途中で、桜がありますから、今年は色覚補正メガネを掛けて通勤しています。

桜の花って淡いピンクなのですね。初めて知りました。

これまで、桜の花は白だったのですよね。
白い花びらがいっぱいで綺麗は綺麗だけれど、
どうしてこんなに人が集まるんだぁ・・・
と思っていました。

淡いピンク・・・桜色の花、綺麗です。



2013年3月21日木曜日

使ってみた感想・・・ピンクがしっかり


色覚補正メガネのレンズですが、
私の場合は、緑が強く見えるようなので、緑を大幅にカットするものをチョイス
(実際は、レンズの色を選んだだけで、そのレンズは緑をカットしているというだけのことなので、選び方は逆ですが。)

緑をカットするので、レンズはピンクというか紫というか、そんな色になります。
(正常な人が言うには、ピンク。私が言うにはうす紫)
レンズに光が反射するため、ちょうどミラータイプのサングラスっぽく見えます。
レンズがピンクから紫なので、そんな感じ色のミラーサングラスって感じですね。


メガネを掛けて、メガネを通してみると、最初は、全体が紫がかって見えました。

でも、数分すると慣れてきて、「それが普通」に感じられます。
できるだけ広い白の壁などを見ながら、「これが白」と思っていれば、
きっと脳も学習して慣れるのでしょう「違和感なく白」と思ってしまいます。


そして、何がすごいかと言えば、これまで白と思っていたもの・・・例えばサクラの花とか・・・が綺麗なピンク色ですよ。
薄いピンクと思っていたものが、しっかりピンク、
赤は鮮やかになりました。
空の青も濃いっっっ。


女性の顔を見ると、ピンクのリップが映えて見えるし、チークの色も見えます。
おおおっ、女性ってこんなに綺麗だったのか(^^;)



そして、メガネを外した瞬間は、全体が緑っぽく見えます。
色の残像で補色である緑が見えちゃうのですね。
でも、数分で慣れて、元の普通に見えますけど。

色覚補正メガネを購入時の状況です


まずは電話で予約、予約時間に待ち合わせ。

電話で予約して、指定された時間に行きます。

場所は、JR浅草橋駅からすぐ。
予約時間に待ち合わせ場所の浅草橋駅に着いたら電話します。

電話をするとすぐに迎えに来てくれます。


マンションの一室にて、色覚検査表とか、バソコン画面を見ながらレンズ選び

場所はマンションの一室です
テーブルとパソコンが有りました。

説明を聞いたあとで
パソコンで、色を補正した色覚検査表を見ます。

何種類かの色覚検査表を見て、レンズの色の目星をつけます。

レンズの色は18種類あるのだとか。(赤緑色弱以外の青色弱用にも18種類くらいあるらしい)


目星をつけたレンズを数種類出してくれまして、
レンズを通して、色覚検査表とか写真とかを見て、どの色のレンズが良いか考えます。

外に出て、外の光でいろいろなものを見てみます

次に、外に出て、
自動販売機、ポスター、空、本屋の本、
洋服屋さん店頭のドレス
など、いろいろなものを見てみて、どのレンズが良いか選びます。

ここで止めるか、そのまま購入するかは自由ですね。

なんたって高いものですからね。

レンズを購入したら、別途メガネ屋さんで、フレームを購入して入れてもらう。

ダルトンメガネセンター東京では、レンズだけの販売なので、
レンズを買って、行きつけのメガネ屋さんに行くのもよし、
近所の眼鏡屋さんを紹介してもらうのもよしです。

私は、ダルトンさんの近所のメガネ屋さんでフレームを購入してレンズを入れてもらいましたが、レンズだけを購入して、JINSでもZoffでも、その他好きなところに行って選んだほうが種類も沢山あって、安いかもしれませんね。
(2013/09/21追記)